オフショア開発でアプリ製作
開発環境と実績
中国市場調査の発表《2021―は2027年に中国ソフト業界市場ニーズが投資価値の研究報告を予測する》データを研究発表しています。ソフトウェアと情報技術のサービス業は急速に発展して、事務処理ソフト開発業界はこれからますます発展。2020年に中国ソフトウエアの事業収入は81616億元(約133兆円)で、同時期と比べて13.2%増加しています。日本のIT業界が13兆円ですから、中国は10倍の市場規模という状況です。例えば中国アプリとして有名なものは感染対策としてAlibaba、Tencentなどが開発したアプリは無料で多くの国民が利用しています。携帯番号、位置情報、QRコード、身分証番号、等を様々な地域、企業、政府が取得して感染対策に活用しており、感染経路が特定できる仕組みと法整備が一体となり運用されています。また身近な生活分野でも「ご近所さんとまとめ買い」アプリとして、居住区から最も近い加盟店が自動的に設定され、料理レシピが閲覧でき、その料理に使う食材を一括注文する機能を搭載したアプリも多数使われています。最近主流はWeChatミニプログラムと言って、WeChat(日本のLINEのようなプラットフォーム)上で動作するアプリ開発が流行しています。一からスクラッチ開発するとコストがかかりますが、このプラットフォーム上の機能を利用して開発をすることによって、安価にすぐに製品をリリースすることが可能になります。
既知の事実としてニュース等でご存じかと思いますが、中国では感染症対策により、対面方式での商売が困難になった時に流行し始めたのがライブコマースであり、現在でもとても人気です。2020年には16兆円の売上規模となりました。スマホ1台あれば手軽に誰でも参画できる為、個人でも多くの方が挑戦しており、J&Cの中国法人がある杭州市近辺の世界の卸市場「义乌」ではライブコマースの学校も新設されるほど盛んです。スマホ動画の撮影技法を学び販売員として育成する場の提供があるのはびっくりします。面白い動画をスマホで撮影してtiktokにアップロード。そしてファンを増やすことによって、スポンサーがついてくれるという流れです。tiktokは、もともと2016年9月に中国市場でリリースされた抖音の国際版です。tiktokは2017年に中国本土以外のほとんどの市場でiOSおよびAndroid向けに提供開始されましたが、2018年8月2日に別の中国のソーシャルメディアサービスMusical.ly(英語版)と合併してから世界中で利用できるようになりました。このようにアプリとビジネスが一体となり急成長しているのも中国の特徴だと言えます。抜粋Wikipedia記事より
新しいビジネスを企画して始めるとき、一番重要な事はマーケティングだと考えます。市場分析をしっかり行い、ブランディング、広告宣伝、体制、資金、計画などが存在していないと、せっかく投資しても成功する確率は低いでしょう。またそれを支えるシステム開発は必須であり、経営やビジネスと両輪となります。ターゲット対象顧客はBtoB、BtoCコンシューマ向けのビジネスであっても若い人から高齢者まで携帯やスマホの利用率が高いですから、それを前提としたWebシステムやアプリ開発が重要となります。また決済サービスにおいても日本では現金、クレジット払い、コンビニ払い、銀行引落、PayPayなど様々な種別が存在していますが、そのような仕組みをスムーズに取り入れなければ日本市場では通用いたしません。また中国ではアリペイ、WeChaペイなどありインバウンドを想定するとそのような仕組みも取り入れた方が良いでしょう。そのような意味でおすすめのシステム開発会社というのは、お客様のビジネスモデルを共有しながら、ビジネス機能のご提案やスピード開発を実行して試作品で市場化テストがいち早くできる技術とエンジニアを保有しているアプリケーション開発会社が良いと思われます。
またスマホアプリ開発では開発環境も準備が必要なため、開発が完了しても保守フェーズやバージョンアップ等にも対応することが必要になるケースもあります。当社は様々な最新技術を取り入れながら中国事業所と連携して主にアジャイル開発手法(DX、DevOps等)でスクラッチ開発でのアプリ開発経験が豊富です。過去事業実績内容としてAndroid各メーカー対応、iphone(IOS)対応はもちろんのこと、ネイティブアプリとしてC言語でのジャイロ技術を利用した開発等、幅広く、そして積極的に中国人技術者と連携して挑戦をしております。
・KotlinはAndroid開発をスマホアプリ開発において主要な開発環境ターゲットの1つとして開発されています。また、Android 公式開発環境であるAndroid Studioは、Kotlinの開発元であるJetBrainsが開発しているIntelliJ IDEAからフォークしたプロ ダクトです。・Xamarin
Microsoft社が提供する開発環境です。iOSやAndroid、Mac向けのネイティブアプリを開発できます。それらのOSに対するネイ ティブアプリの開発言語を、C#に置き換えることでクロスプラットフォーム対応を実現します。・Flutter
Google社が提供する開発環境です。AndroidとiOS向けのアプリを、Google社が開発したDartという言語で開発します。描画は 独自レンダラで対応しています。また、ホットリロード機能により、リアルタイムで変更が確認できるのも特徴です。・React Native
Facebook社が開発した、モバイル向けのJavaScriptの開発環境です。Android・iOS向けのネイティブアプリを作成できます。 処理速度の早さに定評があり、有名企業での導入実績も豊富です。・Swift
Apple社が開発したプログラミング言語です。iOS・Mac・Linuxで利用でき、現在はiPhoneアプリで使われる基本的な言語とし て知られています。従来使われていたObjective-Cの後継的存在で、学習コストの低さや迅速性が特徴です。・Kotlin/Native
JetBrains社が開発したプログラミング言語です。そして、Kotlin/NativeはKotlinでプログラムを記述し、LLVMでネイティブ 向けのバイナリデータを作成する仕組みです。Windows・Mac・Android・iOS・Linuxのネイティブアプリを製作できます。・Cordova
Apacheソフトウェア財団が提供するスマホアプリ開発環境です。HTML5やCSS3、JavaScriptなどWeb開発の基本的な技術に より、ハイブリッド型クロスプラットフォームを実現します。プラグインが豊富なのが特徴です。・Titanium Mobile
Appcelerator社が提供する開発環境です。JavaScriptにより、iOS・Android用のネイティブアプリを作成できます。加速度セ ンサなどのハードウェアへのアクセスやHTTPClientによる通信、SQLiteによるデータベース処理などを実装可能です。・Unity
Unity Technologies社が提供するゲーム開発環境です。C#やJavaScriptを利用してネイティブアプリを作成できます。もとも とMac向けの開発環境でしたが、現在はWindowsやiOS、Androidのほか、多様なゲーム機にも対応しています。描画は独自のレ ンダラで行います。・Cocos2d-x
オープンソースのゲーム開発環境です。主としてPythonを使いますが、C++やJavaScriptの利用も可能です。iOSやAndroid、W indowsなど多数のOSに対応し、ネイティブアプリを開発できます。描画は独自のレンダラで行います。
個人事業を営んでいる親しい友人からの依頼でした。新しい事業をするので相談に乗ってほしい。資金はものづくり補助金で申請をするとのこと。新しいビジネスモデルですので最初のフェーズから関わることができましたので、コンセプトはばっちりインプットされていますが、せっかく苦労して採択を受けた補助金です。コストは最小限に抑えてオフショア開発にすることにしました。結果、ネイティブアプリ開発ではなくWebアプリケーションとしてクロスプラットフォームを目指しました。また仕様書などドキュメントを作成する工数も効率化したいので、アジャイル開発でコミュニケーション重視で進めることにしました。業務的には会員管理と施設予約、及び支払いAPI決済連携と利用実績検索です。Webサーバー及びドメイン、運用管理もこちらでサポートしながら、スモールスタートで2号店、3号店とビジネスが拡大できることを期待しています。このような本案件の開発は小規模ですが、システムの機能を充実させるよりは、ビジネスがうまくいくかどうかの方が優先順位は高いですので、最初から余計な機能を作らない、ということでしょう。J&Cではお客様のビジネスニーズに合わせて柔軟に対応しています。
J&Cの現在の開発環境は完全リモート開発です。最近の開発実績としては費用も抑えることができる面もあり主流になりつつあります。お客様とのセキュアな環境を構築し開発成果物は日本側、中国側サーバーのどちらでも可能です。GidHUBやSVNでソース管理を行いながら、Baglog等で進捗管理を行います。コミュニケーションはZoom、teams、GoogleMeetを活用して週一でオンライン定例会、随時slackでchatしながら作業を進めてまいります。体制としては必ず管理者として日本人を窓口化し、日本語堪能な中国人技術者とチームを作ります。契約種別は、NDAを締結させていただき、一括請負個別契約、ラボ型開発契約、サポート契約などがありますが、法人様でパッケージ機能開発を定期的に実施されているお客様などは、こちらの技術者を固定し継続してお客様の専用チームを作ることが可能なラボ契約がおすすめです。お問合せ頂ければ、ご相談に応じてご提案をさせて頂きます。