J&Cグループでは中国にオフショア開発拠点を2か所保有しております。それによって日本企業様向けのコストメリットと人財リソース不足の解消を提案することができます。1つはAribabaの本社所在地の浙江省杭州市、1つは内陸安徽省宣城市、どちらも日本向けのオフショア開発会社が比較的に少ない地域です。杭州市に設立したオフショア会社は2012年前から運営しており、地元大手日系企業様のソフトウェア開発やクラウドサービスなどローカルビジネス、中国事業案件も展開してきました。杭州市は歴史の古い街で中国人には観光で人気がありますが、Aribabaの恩恵を受けてIT特区先進地域として成長しております。また日本の数多くの大手企業が進出しており、中国国内事業に邁進されているように、外資企業の優遇政策が恵まれた地域となっています。
世界遺産西湖の夜
もう1つの拠点はオフショアと人材育成を事業軸に2017年から安徽省宣城市で運営しております。安徽省の特徴は理工系の大学生が多く年間に5万人以上在籍しておりますので、優秀な学生に日本語と日本の文化習慣、そしてソフトウエア開発を教えながら、実践訓練として日本語の仕様書を用いた実在するオフショア開発プロジェクト等を経験してもらっています。そのような人材が将来日本企業に就職できるように支援していますが、1名の人材育成には約1年かかります。杭州からは高速鉄道で1時間程度で移動できますので、沿岸部の都市部と内陸部の農村地域を視察されることをお勧めいたします。
対日ITクラス第二期班
日本開発のリーダは美意識「わび」「さび」がわかる方が良い=わびさびは中国文化から到来しています。
例として、紅葉が散りゆく時に、そのはかなさや残った枝の寂しさ、やがて訪れる冬の厳しさを想像し、この紅葉の艶やかさと散り際に侘び寂びを感じる
企業のビジネスを支えるITシステムは中小企業において必要不可欠な資産と捉えることができます。しかしながら日本の少子高齢化問題と共に、システム開発構築、ソフトウエア開発に従事する日本のIT技術者は減少しており、また賃金アップが見込めないことによりIT会社への働き手が少なくなっていることも課題となっております。そもそもオフショア開発という言葉の定義は、日本と諸外国との経済状況の違いから発生する人件費の安さを利用して海外へシステム開発業務を委託することにより、開発コストダウンを図ることを意味しています。そして2番目の目的は優秀な技術者リソースの確保です。J&Cもその中の企業の一つとして早くから中国現地法人を設立して優秀な中国人IT技術者の育成と日本向けソフトウエア開発事業の拡大を図ってまいりました。
具体的には、お客様との窓口をJ&C日本人が中心となり実施、そしてお客様の承認のもとオフショア開発契約締結を締結したうえでシステムを構築するシステム開発会社として多くのお客様で実績がございます。多くのエンジニアはJ&C中国法人の開発会社となりますが、いづれもJ&Cの出資した中国法人であり、グループ企業でございますので責任の所在も明確になっております。ご安心ください。
一方で最近の世界経済の変化、為替の変動、中国の経済成長などにより、コスト削減(例:人件費50%以上削減)が思うようにできなくなっている事情も既に皆様はご存じかと思います。以前はコスト削減を目的に中国オフショア開発を活用されるケースがほとんどでしたが、現在は日本の対人件費比で10%から20%の削減程度になっております。
その為最近の中国オフショア開発は「優秀な人材リソース確保」を目的として成立するケースが増えています。中国オフショア開発の特徴は豊富なリソースと世界屈指のIT大国ならではの高い技術力、先進性!そして最大の特徴はコミュニケーション能力です。日本人の人件費より少しコストダウンで工数が少なく、コミュニケーションも万膳なら東南アジア地域のオフショア開発と比較しても相対的にはメリットがあります!
同じ漢字文化で移動距離も短い中国!プロジェクト成功の一番の成功要因である「コミュニケーション能力・柔軟性・わびさび」などが発揮できる人材が豊富な事が最大の特徴です。
そして当社では現在のコロナ禍及び少子高齢化労働人口減少の日本において事業推進の変革時期ととらえ、リソース不足を解消するために弊社中国オフショア開発事業所2か所他と連携して10年以上の日本業務オフショア開発経験者、プロジェクトマネージャークラスをあえて継続的に確保しております。中国国内でのソフトウエア開発で高い技術を経験しながら日本の仕事とのバランスを維持しております。それと同時にリモート開発環境を構築して、様々な工夫の中で2019年から「海外往来無し」「現地へのブリッジSE無し」でも安心して作業完了まで実施することができるようになりました。
また2010年ごろまでは日本のオフショア開発の大部分を、中国が占めていました。中国のオフショア開発の特徴として、日本語に対応したエンジニア人材が多いことから、中国の開発チームに依頼する機会が多かったからです。また、その頃は基本的にメールでのやり取りが主流だっため、今のようにテレビ電話やテキストチャットのようなツールは、使われていませんでした。加えて、翻訳ツールも未発達だったこともあり、ブリッジSEにかかる負担もかなり大きかったといえます。しかし、2020年に入り中国よりも、ベトナムやフィリピンなどの途上国によるオフショア開発へ、主な依頼先が変わりつつあります。他国と比較してエンジニアのレベルも高く、コスト面でも非常に優れていることから、日本企業の多くがオフショア開発先として注目しているのが現状です。
しかしながらオフショア開発先進国である中国は、新興国と比較して人件費の高騰が目立ちますが、まだまだ根強い人気があるといえます。特に中国やインドは、IT人材が豊富な上にオフショア開発においては、歴史が長く実績も豊富です。そのため、オフショア開発の委託先として、コスパよりも品質や実績等を重要視する日本企業にとっては、オフショア開発先進国が大変おすすめだといえます。急激な成長と技術革新からも、中国ITエンジニアの人件費は年々増加傾向にあり、今ではプログラマー1人あたり月45万円〜50万円が平均相場です。そのためオフショア開発の一番のメリットである”コスト削減”に関しては、中国は最早当てはまらない、といっても過言ではありません。また、日本とは異なり、中国内IT技術の成長により、今後も優秀なIT人が増えていくことが予想されます。日本からも近く日本語にも対応している中国ITエンジニアは多いため、人件費の高騰を考慮しても、オフショア開発の委託先候補からは外れることはないでしょう。
現在中国では、生活圏でのデジタル化がとても進んでいます。さらに、中国は高度・先進技術の開発では高い技術力を持っており、デジタル技術活用の実績も積んでいます。今後は、オフショア開発という観点より、むしろ技術パートナーとしての位置付けに代わると考えられます。
2023年以降中国オフショア開発は,高い技術力によりパートナーとしての存在価値,人的リソース不足を補うための存在価値として変化してくるものと思われます。
是非パートナー様のグローバル化及び優秀な海外人材を確保するために、スモールスタートから開始してみませんか?当社ではトライヤル制度などもあります。特に初めて海外を活用される企業様はご不安も多いかと思います。お気軽にご相談して頂ければ幸いです。
10年前までの対応可能なプロセスは製造と単体テストが主流でした。仕様書は日本側で用意していただき、コードレビューも行うことが多かったのですが、今現在は上流から下流まで全て対応可能になっております。いろいろな理由、いろいろな方法もありますが、元来日本語が得意ですので、極端なケースではビジネスゴールを提示すれば、日本人のオーナーとコミュニケーションを繰り返しながら、フレームワーク選定、インフラ構築、マニュアル作成まで実施する技術者が多いことも成長の証と言えます。そもそも中国国内のビジネスが成長していますので、なぜできるようになったのか、理由は明確です。概要設計、詳細設計、製造、単体テスト、結合テスト、テストデータ作成、シナリオ作成、すべてのプロセスに対応可能です。またアジャイル開発手法が得意ですので、効率化された初期ステージ用の成果物をスピード的に開発することが可能です。重要なポイントはキーメンバーとなる窓口技術者の確保となります。各フェースで役割を明確化しながら日本側と同一チームという構成や仕組みを作ることができれば、簡単に仕上げることができます。10年前ではあいまいな仕様書がトラブルの原因となっていましたが、最近ではそのような後戻り作業も激減しております。
10年前中国に会社を立ち上げた時はとても苦労しました。異国であり習慣文化も違うので、どのように接すれば協働できるのかを思考錯誤しながら毎年様々な内部規定の変更や評価制度の見直しなど実行していきましたが、現在ではその苦労は無駄ではなかったと確信しております。ここ数年は離職者も少なくなり、社員との信頼関係の下で運営が安定しております。日本は湖のように、中国は急流のように、経済成長著しい国でのかじ取りをすることによって多くの体験をさせて頂きました。また長年中国の技術者と接していると開発エンジニアには高いマインドがあります。請負型開発、長期ラボ型開発、ビジネス支援の為のアプリケーション開発などプロジェクト期間によって差異はありますが、お互いの国の習慣差異を認識すれば最高のチームビルドができると確信しております。以下当社の社員の特徴をお伝えいたしますのでご参考にしていただければ幸いです。当社日本人が窓口になりますので、特に各企業様が配慮してもらう必要はありません。しかしながらIT人材不足の日本の課題を将来克服するためには外国人人財との協働は避けられないものと考えます。
2010年ごろまでは日本のオフショア開発の大部分を、中国が占めていました。中国のオフショア開発の特徴として、日本語に対応したエンジニア人材が多いことから、中国の開発チームに依頼する機会が多かったからです。また、その頃は基本的にメールでのやり取りが主流だっため、今のようにテレビ電話やテキストチャットのようなツールは、使われていませんでした。加えて、翻訳ツールも未発達だったこともあり、ブリッジSEにかかる負担もかなり大きかったといえます。しかしながら、2020年に入り中国よりも、ベトナムやフィリピンなどの途上国によるオフショア開発へ主な依頼先が変わりつつあります。他国と比較してコスト面でも非常に優れていることから、日本企業の多くがオフショア開発先として注目しているのが現状です。
しかしながらオフショア開発先進国である中国は、新興国と比較して人件費の高騰が目立ちますが、まだまだ根強い人気があるといえます。特に中国やインドは、IT人材が豊富な上にオフショア開発においては、歴史が長く実績も豊富です。そのため、オフショア開発の委託先として、コスパよりも品質や実績等を重要視する日本企業にとっては、オフショア開発先進国が大変おすすめだといえます。急激な成長と技術革新からも、中国ITエンジニアの人件費は年々増加傾向にあり、今ではプログラマー1人あたりの単価も10年前と比べて値上がりました。もちろん為替変動も影響しております。そのためオフショア開発の一番のメリットである”コスト削減”に関しては、中国は最早当てはまらない、といっても過言ではありません。また、中国国内に目を向けてみると、日本とは異なり、中国内IT技術の成長により、今後も優秀なIT人が増えていくことが予想される面もあります。
単価は要ご相談として、日本からも近く日本語にも日本文化にも精通している中国ITエンジニアはリソースが豊富です。人件費の高騰を考慮しても、今後もオフショア開発の委託先候補からは外れることはないでしょう。
仕様書無しで日本語交流アジャイル手法でモックを大至急作りたい。スピード開発したい、先端アーキテクチャーを取り入れたい、1人月未満小規模ラボ契約したい、webシステム系フロントエンジニアを探している、長期的な視野でパートナーを探している!こんな企業様からのご相談大歓迎です。
中国オフショア事業は改めていうまでもなく、オフショア開発の担い手として大きな役割を果たしてきました。以前はオフショア開発といえば中国でしたが、近年は人件費の高騰などの影響もあり、発注額の割合としては順位を下げています。一方で現在中国では、生活圏でのデジタル化がとても進んでいます。さらに、中国は高度・先進技術の開発では高い技術力を持っており、デジタル技術活用の実績も積んでいます。今後は、オフショア開発という観点より、むしろ技術パートナーとしての位置付けに代わると考えられます。日本企業にとってどこの国を選ぶか?よりもどこのオフショア開発企業を選ぶか?そしてグローバル感覚を意識することが重要だと考えます。